著者は現在、人材サービス系の会社を創業して、転職支援や業務委託、有料人材紹介などで生計を立てながら、フリーランスの独立支援や協業を行っています。
- サラリーマンの労働時間を今一度見つめなおしてみる
- サラリーマンの労働環境は?精神衛生や、やりがいなどについて
- 具体的に、何が辛い?オワコン?
と、サラリーマンの方には
自分を第三者の立場から見つめなおせる内容になっております。
僕は、今まで通信会社、インフラ会社、建築会社、医療機器販売会社など
様々な業種のサラリーマンも経験してきているので
それらの経験談も交えてご紹介します。
この記事では、サラリーマンというものをもう一度冷静に見直していきます!
1,サラリーマンの労働時間について
サラリーマンの労働内容は、職業や業種によって異なりますが
クークンの経験則も踏まえて考えると「給料が高いから労働がきつくて給料が安いから労働が楽とは一概には言えない」というのが実情だと思います。
事実、経済産業省の平成21年統計データによると、事業所別の年間総労働時間は500人以上規模の事業者が1902時間であるのに対して、29人以下の事業所の年間総労働時間は2009時間という調査結果も出ています。
それを踏まえて労働環境によって、内容のキツさは変わってきてしまいますので、あくまで単純な時間としてサラリーマンの労働を分析してみます。
サラリーマンの労働は、辛い?
サラリーマンの労働の厳しさは、どれくらいのものなのか?
それは個々人によって差があるかもしれませんが、クークンの経験を元にサラリーマンの辛いところを取り上げてみたいと思います。
2,サラリーマンはつらいよ、ランキング!
現在独立起業したクークンが比較して、サラリーマンは何がつらいのかランキング形式でお届けします。サラリーマンのあるある事業が分かります。
第5位 同じ仕事、作業の繰り返しで伸びしろがない
サラリーマンは、組織の一員であり分業制となっていて、かつシステム化されている企業が多く、仕事内容が単調な物や作業的な物になりがちです。
上場企業から中小企業まで経験してきたクークンですが、上場企業ほどシステム化されている傾向があり、役職者はマネジメント力が鍛えられこそしますが
業務的にプロフェッショナルであるとか、専門的な物が求められるといった立場の方はほとんどいないイメージで、専門的な業務については、協力会社や外注先に出してプロジェクトを束ねるといったイメージでした。
一連の流れとして業務を理解するのではなく、チームで分担しているので例えば独立してすべての工程を自分一人でこなせるか?というと至難の業といったイメージでした。
会社によっては異なるかと思いますが、あえて分担することで、独立や会社離れを避けるような仕組み作りがされているようなイメージも受けるほど、業務内容は細分化されていました。
第4位 給料の頭打ち、将来性がすぐにわかってしまう
社員数の多い企業ほど起こりがちですが、ボーナスも減少しなかなか業績も上がりにくい昨今では、給料の昇給や昇進による役職手当などがすぐに試算できてしまって
給料の伸びしろや、将来の自分の給料限界などがすぐに計算できてしまっていました。
そのせいか、インフラ会社にいたときは特に役職者も仕事への意欲ややる気などは無く、日々をこなしているといった様子で、ひどい人なんかはパソコンで一日中ソリティアをやって遊んでいる。そんな会社でした(笑)
第3位 人間関係がめんどくさい
4位の給料にも関わることになりますが、頭の良い社員ほど給料の限界
すなわち、会社の社員全員で割られている給料のパイというものに気づきます。
それによって、昇進を目指すものもいます。役職者の平均給料と人数で、その数少ないポジションを勝ち取るべく競争を始めるのです。時には貶め、時には足を引っ張り。。。
年々売り上げ増を果たしているような勢いのある会社ならまだしも
安定した売り上げを保っているようなインフラ会社では、ギスギスした人間関係の中で、役職ポジションの椅子を奪い合い、まるで井の中の蛙のような競争が繰り広げられてました。
第2位 会社が潰れたら、どうなるんだろうという不安
これも業種や仕事内容によるところはあるでしょうが、専門的な企業やあまり技術やスキルの身につかないような業種では、例え名のある大企業に勤めていたとしても
他業種ではただの素人。営業のようなどこでも応用できる技術ならまだ良いですが
インフラ会社や、通信会社などの業種では、他社で役に立つような仕事内容とはとても思えませんでした。細かなところでは多少は役に立っていると言えなくはないですが
携帯電話の契約内容知ってるとか、エリア別の携帯の売れ行きや傾向を知ってても何ら他に活きることがあるとは思えませんでしたし
ガス会社の業務内容が、何か他の業種に活かせるとは全く思えなかったです。
第1位 自由のない拘束と、割に合わない給料
最初にのせた年間総労働時間で、29人以下の事業所を参照し
20代の男女全体の平均年収341万円から、住民税、所得税、社会保険料を差し引きすると手取り額は272万円になります。それらを計算して時給換算してみると
20代の平均手取り 272万円 ÷ 2009時間 = 時給1,353円
となりました。この金額を見てどう思われるかは人によると思いますが
あくまで平均ですので、これより多い方も少ない方もいらっしゃると思います。
2009時間は、年間休日115日として、1日約8時間で250日働く計算になります。
3,まだまだある、サラリーマンの苦労
サラリーマンの苦労は仕事時間だけではありません。
上司に飲みに誘われて、嫌々行かなければならなかったり、いろいろと無駄な話を聞かされ続けて帰れなかったり
無駄な社内資格を勉強させられて家でもやらなければならなかったり、仕事を家に持ち帰ったり、始業前に掃除や就業後に雑用をやらされたりと、苦労が耐えませんよね。
4,さいごに、サラリーマンを辞めたい方に
僕は、独立起業をしてすぐに、年収1,000万円を稼げるようになっていました。
労働もサラリーマンの頃に比べたら圧倒的に自由で、やりがいもあります。
加えて、サラリーマンの経験も活かした上で独立し、スキルや知識を高めることに時間を集中して使えるようになったことから
『理想とする生き方のために、時間をかけて努力すること』でこのサラリーマンで浪費してきた2~3000時間を費やせば、もっと高時給な稼ぎ方をできるようになります!
どのように僕がいろいろな業種に転職を成功させてきたのか?
独立起業まで至ったのかを、詳しく解説していきます!